はじめ
お金に色はありません!
しかし、融資を受けるにあたっては、お金に色はあります。
これが、設備資金と運転資金という2種類のお金です。
これらについて知らないと融資を受けれなかったり、失敗します。ですので、この設備資金と運転資金について、説明したいと思います。
設備資金と運転資金
設備資金
設備資金とは、設備に使われる資金で、建築・改装・機械などに使われるお金です。別のいい方をすれば、資産性があり、長期的に使われるものを購入するための資金です。
比較的金額も大きく、融資にあたっても長期の融資を受けることができます。
ただ、使い道は決まっており、設備資金で調達した資金は、他のものに使うことはできません。また、融資を受けるにあたっても、見積もりなどが必要とされることも多いです。
運転資金
運転資金とは、日々の事業活動に必要な資金のことです。
仕入代や人件費・光熱費など、様々なものが運転資金に該当します。言い換えれば、設備資金以外が運転資金と言ってもいいでしょう。
融資を受ける際には、どのようなものに使うかの説明は必要ですが、見積もりなどは不要であり、ある意味、自由に使える資金です。そして、予定していたものと違う使い道をしても問題はありません。
まとめ
以上をまとめると、次のようになります。
設備資金 | 運転資金 | |
---|---|---|
金額 | 比較的大きい | 小さい |
返済期間 | 長期 | 短期(もしくは長期) |
根拠 | 見積もり等 | 積算等 |
使途 | 見積もり通り | 比較的自由 |
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